カネカ生分解性ポリマー 欧州委員会 食品接触材規則に掲載

株式会社カネカ IR?広報部
2019年2月1日
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 株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:角倉 護)の生分解性ポリマー(商品名: カネカ生分解性ポリマーPHBH ? 以下PHBH)が、欧州委員会*1「欧州食品接触材料及び製品に関する規則」のポジティブリスト*2にドライフード*3用途として掲載され、2月8日より施行となります。これにより、欧州連合全域でPHBHがドライフード用途に使用できます。今後、スーパーマーケットのフルーツ?ベジタブル袋に加え、シリアル、生パスタなどのドライフード包装材用途での拡販に注力します。

 さらに、当社は、すべての食品に対する認可プロセスを進めており、1月25日に欧州食品安全機関(EFSA*4)での安全評価が完了し、ポジティブなレポートが公表されました。今後、欧州委員会の保健衛生?食品安全総局*5の審査、欧州議会*6とEU理事会*7の立法手続きを経て、本年秋にも欧州連合全域で使用可能となる見通しです。ストローやコップ、カトラリー*8など全食品接触用途での適用拡大を目指します。

 

*1: 欧州連合の政策執行機関で、法案の提出や決定事項の実施など、欧州連合の運営を担う。
*2: 欧州食品接触材料及び製品に関する規則(EU)No.10/2011のAnnex 1に掲載された、食品接触材料として使用することが許された化合物を列挙した表。PHBHはFCM No.1059として掲載された。
*3: 乾燥あるいは脱水した果物?野菜およびそれらの加工製品、シリアル、粉状およびミール状(粗びき粉)穀物、乾燥パスタおよび生パスタ、粉ミルクなどの乾燥食品のこと。
*4: European Food Safety Authority:欧州連合の専門機関のひとつで、欧州委員会とは独立した機関として設立。食品や飼料に関連するリスク評価を行い、安全性について欧州委員会などに科学的助言を行う。
*5: 欧州委員会の専門機関のひとつで、保健?環境?新興リスクに関する化学的助言、法案の提出や決定事項の実施など担う。
*6: 直接選挙で選出される欧州連合の立法機関であり、EU理事会とともに両院制の立法府である。
*7: EU加盟国の閣僚級代表により構成される立法機関であり、欧州連合の決定機関である。
? (参考:立法手続きは、欧州委員会が欧州議会とEU理事会に法案を提出し、欧州議会の諮問、EU理事会の決定により、法案が採択される。)
*8: ナイフ、フォーク、スプーン等の総称。

 

以 上